GARAGE HOUSE建築プロセス

気密・防水テープ、透湿シート貼り。

サッシが取り付けられますと外壁の下地に入ります。こちらは気密・防水テープというものです。
サッシのところにこのように施工します。サッシの内側に雨水が入らないようテープで施し・・・
その防水テープの上に透湿シートが貼られます。もし、透湿シートを雨水が侵入してもサッシの内側には入りません。
また、ユニットバスやトイレの換気扇ベンドキャップ取り付けの周りにも施されます。
この工程を進みながら外壁下地の透湿シートが貼られました。

バルコニーのFRP防水。

バルコニーはFRPで防水します。床だけでなく立ち上がりも30cm立ち上げます。
防水が終わって掃き出し窓が取り付けられています。
こちらは、ガレージ内のFIX窓です。天井の高さに取り付けています。採光・デザイン・プライバシーも含め使い勝手の良いよう高いところにセットされました。

サッシ取り付け。

中間検査合格後、サッシを取り付けています。
顔の部分にあたる横滑り出し窓とFIX窓のグループです。
デザイン理論のところでお話ししましたように、4つの窓で一つのグループを形成しています。グループ化させたデザイン手法です。
縦滑り出し窓が二つ。注目していただきたいのは吊元が中央に寄っているところです。通風に絶大の効果をもたらせます。
出窓のような逆は通風には良くありません。

中間検査、合格しました。

徳島県土木の建築指導課から検査員が現場に来られました。
構造躯体の金物取り付け状況や耐力壁のチェックを主にします。
図面通りということで合格です。
ブルーシートは外壁下地の透湿シートが貼られるまでの雨よけ策です。

電気工事入ります。

第一回目の電気工事に入りました。
木軸に電気線を固定しながら配線していきます。
ある程度進めて造作がまだの部分等は、この次大工工事が進んだところでまた入ります。

構造金物取り付け。

構造金物が取り付けられました。
土台から柱が抜けないよう基礎から緊結するホールダウン金物です。建物の隅は重要ポイントです。両サイドから筋交い金物も取り付けられています。
筋交いの上部の接合部分です。
柱の隣に土台を基礎と緊結するアンカーボルトです。
梁と梁が抜けないよう固定する羽子板ボルトです。お正月の羽子板の形なのでそう呼んでいます。
1Fホールダウン金物の上部2Fの柱と梁を固定するホールダウン金物。筋交い等で押し上げる力に対して耐えるよう配置されています。

屋根下地、ルーフィング敷き。

完全に野地板が貼られました。これは針葉樹構造用合板です。
この上にルーフィングという防水層を貼ります。万が一屋根の中に雨水が侵入した時にここを伝って外へ排出します。
建物らしくなってきました~ルオーテ・・・

野地板貼り。

垂木を据えたらその上に野地という屋根の下地になる面を造ります。
合板が敷き詰められると、ねじれに強い剛床というカタチになります。

2F建て方。

土台を据え付けて1Fの柱を建てて2Fの床梁を収めました。そのあとは驚くほど早いですね。
2Fの床組の様子です。
これらに2Fの柱が建てられて小屋梁が収められていきます。
小屋梁の上に母屋という部材がのっかって、さらにその上に垂木という細めの材が一定間隔で据えられます。

1F建て方。

土台に柱を建てていきます。
1Fは低く抑えてありますので、柱は一般的な3mより短いです。SKIP HOUSEは4m柱ですので差が凄いですね。
こちらはスタンバイしている梁になります。
レッカーで梁を吊り込んで柱に収めていきます。
アリ掛けした梁で上端はフラットになり、このあと剛床になります。
ガレージの梁の様子です。
大工さんが用意しているのは小梁で梁の間に落とし込まれていきます。
碁盤の目に組み上がります。
 バルコニーの床部分はこの時点で梁天より下げておきます。
梁が突き出ている部分がオーバーハングデザインのところです。
1Fが組み上がってきましたが、やはり柱は短く感じますね。土間仕上がりですので天井高は十分取れています。
 ガレージ入口の梁は集成材の梁で色が違っています。電動シャッターや下の土間との取り合いに誤差が生じないよう工夫しています。
 1F建て方全景です。時々飛び出ている柱は通柱になります。

土台据え付け。

墨入れどおりに大工さんが土台を固定していきます。
基礎との緊結金物・アンカーボルトの位置に記をつけて、電動ドリルで穴を開けています。
ぶすっと土台にはまり、このあとボルトでしっかり締め上げて固定します。
設備業者さんが大工さんとかわしながら隣りで合併浄化槽の放流配管をしていました。

木材搬入。

やってきました、プレカット加工済の木材です。
使う順番や部材ごとに降ろされます。
 色が緑がかっているのが、土台ですね。奥は1Fの柱でしょう
 建て方の準備へと移行していきます。

土台敷きへ。

こちらは型をバラシた立ち上がりコンクリートです。
 土台を敷くところに大工さんが墨を入れています。業界用語で「墨出し」といいます。
 1Fは土間で仕上げる部分が多いので、この土台敷きも少し基礎からふくよう施しているところもあります。

先行配管、仕上げ。

基礎工事がほぼ完了して、設備工事の先行配管を仕上げています。
この狭さは後からでは厳しいので、柱等を建てる前に仕上げます。
こちらは、A棟とB棟が背中合わせになっている場所の配管の様子です。
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